10月より「+1」ボタンがディスプレイ広告に表示されるようになりました。「+1」ボタンは、コンテンツ向けAdSenseとモバイル コンテンツ向けAdSense のディスプレイ広告(イメージ広告、アニメーションGIF広告、Flash広告)に表示されています。
この機能の意義を一言でまとめるとすると『広告に「知人が薦める広告」という付加価値が加わり、それにより広告をクリックするきっかけとなる』ということではないでしょうか?その広告自体に興味がなくても知人が「+1」していたら、何か気になって見たくなる。この効果は関係者にどのような影響を与えるのでしょうか?
広告収益にとってプラス
「+1」はサイト運営者に最もメリットがあるのではないかと思われます。その広告に興味がなくても、親友のA君や憧れのB子さんが「+1」していたら気になるもので、その広告をつい押してみたくなるのが人の性(さが)です。今まで広告をクリックする習慣がなかったサイト来訪者のクリックが単純に収益に加算されるわけですから、サイト運営者には絶対にメリットがあります。これまで広告を何気なくクリックしていた人は、「+1」が表示されているかどうか関係なくこれまで通り広告をクリックすることでしょう。
広告に足跡を残す楽しみ
ユーザーにとってはどうでしょう?これまで広告に対して受動者でしかありませんでした。興味のある広告をクリックして表示された内容を見る、という単純・簡単・明快な作業でした。これからは広告を見たら閉じるということに加え、「+1」によって広告に自分の足跡を残すという選択肢が増えたわけです。「+1」機能が付いたことで、自分の意志を広告に反映させる楽しみが出来たとも言えます。知人の薦める広告を
広告主にとってのメリットは?
広告を出稿する側にとっては可もあれば不可もありそうです。広告主からすると、とにかくクリックされて認知度を上げたい場合もあれば、見込み度の高いユーザーにだけ見せたい広告もあります。サイト運営者同様、広告主も+1 ボタンを広告に表示するかどうかを選択できるので、広告の目的に合わせて使いこなせばよいのではないでしょうか。
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