家という大きな買い物をする時、いちばんの不安はやはりお金です。せっかく家を建てたのに、お金の心配事が増えてしまった。家を建てたせいで、家族のワークライフバランスが崩れてしまって、家族の仲がギクシャクした。そのようなことは、絶対にあってはなりません。
そんな不安を解消し、必要な対策を打つ唯一の方法は、ライフプランを立てることです。
ライフプランとは、人生の収支を考えること。これからかかる生活費はもちろん、子供の教育費、車の買い替えや、保険の選び方から老後の資金まで、家計の未来を可視化し、“家づくりにかけていい上限金額”を逆算することが重要です。
人生を通したお金の見通しが立てば、安心して家づくりに取り組んでいただくことが出来るのです。
私たちはすべてのお客様に対して、本格的に土地探しや家づくりの計画に入る前に、ライフプラン(*)を立てることをお勧めし、その作成をサポートしています。
* 一般社団法人ライフプランアドバイザー協会が提唱する思想に基づきライフプラン・シミュレーションを実施します。
さらに、お金についてもう一つ大切なことは、最低でも30年単位のトータルコストを考えた家づくりです。
よくあるのは、お金をかけ過ぎることを恐れるあまり、新築するイニシャルコストをとにかく抑えようと頑張りすぎることです。私自身もそうでしたので大いに共感します。
一方、実際に新しい暮らしが始まると、ランニングコストという暮らしを維持するコストが発生します。代表的なものは、光熱費やメンテナンス費。もし、イニシャルコストを優先するあまり、光熱費やメンテナンス費がかかり過ぎる家になったら、本末転倒になります。
肝心なのは、イニシャルコスト+ランニングコスト=トータルコストで考えるという視点。家づくりは、最低でも30年以上の期間でのコストパフォーマンスを確認しましょう。
モリシタでは、太陽の力を最大限に生かしたパッシブ設計で、快適かつ経済性の高い間取りにすること。また、今後電気代は年間3%ずつ上昇するとも言われていますので、太陽光発電の設置など、その家ごとにあったスキームを活用すること。デザイン重視になりすぎない外観の設計や、壁の通気や屋根・バルコニーの換気をしっかりする高耐久施工など、様々な工夫を施す家づくりに取り組んでいます。